S16お疲れ様でした。
今期の結果は
TNくまばやし 最終174位 最終レート2061
TNリコ 最終148位 最終レート2075
でした。
自身の最高レートを更新&2050の達成が出来て非常に満足しています。
構築の出来が良く、最終日環境にもマッチしていたのが良かったと思います。
SVが構築ゲーと言われる所以が少しわかった気がしました。
以下の手順で今期の構築を紹介していきます。
1.構築作成経緯
2.個別個体紹介
3.選出
4.さいごに
1.構築作成経緯
今期前半はパオカミラオスの並びを使っており、それでレートを順調に上げていたのですが、中盤以降にブリジュラスの型が多様化して、思うように勝てなくなり、一旦構築を解散しました。
新しく構築を作る際に考えたことが、
1.持久力、頑丈の両ブリジュラスへの対応
2.ブリランドへの対応
3.イダイトウ構築への対応
4.BIG7(パオカミラオスカイリューガチグマオーガポンブリジュラス)への対応
5.ママンサイクルへの対応
6.電磁波カミへの対応
の6点を考えました。
まず1~4の解答として思いついたのが「最速襷氷テラバガチグマ」と「HBS渦アンコカイリュー」でした。
最速襷ガチグマで初手の頑丈ブリジュラスに対しては大地+真空波で処理、サイクル下の持久力ブリジュラスはSを振ってない個体が多く、上から大地で高乱数ワンパン出来ることに気付きました。
ブリランド構築に関しては初手のチョッキランドがSに振っていない個体が多いことに気づき、最速ガチグマであれば上から氷テラバで高乱数ワンパン出来ることに気付き、相手のサイクル破壊出来ることに気付きました。(アシレ入のブリランドはランドがスカーフであることが多いため、ガチグマランド対面は蜻蛉で逃げられるので氷テラバ厳禁)
イダイトウ構築に対しては、ラスイチガチグマが残っていれば襷を盾にウェブタの反動ダメ+ブラムで処理できることに気付きました。襷が残っていなかった場合もカイリューのアンコールでお墓を拘らせてラスイチガチグマとの対面で処理できることに気付きました。
BIG7構築に対しては上記のブリジュラスに対してはガチグマで処理し、渦アンコカイリューの誤魔化し性能に頼りながら、電磁波でSを下げてガチグマやウーラオス、オーガポンで上から殴る動きが回答になることに気付きました。
5のママンサイクルへの回答としては、パオカミラオス構築の時から選出していた、ウィップ採用の最速オーガポンでママンボウをテラスウィップでワンパンして耐久ウーラオスを通すという動きが回答になることに気付きました。
6の電磁波カミへの回答としては色々考えたんですが、環境に多い地面タイプがランドorガチグマということに気付き、上記のガチグマでそれらをスイープ出来、カイリューで相手ポケモンのSを下げていればジバコイルが多くの構築に通ることに気づき、最終的にジバコイルに落ち着きました。
ここまででカイリュー、ガチグマ、ラオス、オーガポン、ジバコイルの5体が決まり、ラスト1枠としてはタイプや性能も考えて、ハバタクカミを採用したいと考え、カイリューが出しにくい構築に対しての電磁波によるS操作+初手ガッサへの対応+絡め手構築への対応という点も考えて、ハバタクカミの型をジャポ型で採用して構築は完成しました。
2.個体紹介
以下では個体を個別に紹介していきます。
ガチグマ(アカツキ)
CS252 臆病 気合いの襷 心眼 氷テラス
ブラム、テラバ、大地の力、真空波
この構築の軸ポケモン。
環境に多くいるランドロス、ライコ、持久力ブリジュラスのSを最速ガチグマであれば抜くことが出来ると考え、最速CS採用。
ガチで強かった、たまにランドをワンパン出来ないことがあるがランドを大きく削れるのもデカイ。
他にも構築がイーユイを初手に出されることが多く、初手に大地で高乱数ワンパンしていた。
相手の構築を見て、初手にラオスパオオガポンが来そうな場合はカイリューから投げたいのだが、読みが外れて引けない場合は最悪テラスを切って対面処理を優先していた。
マルスケ残ってるカイリューはワンパン出来ないのでマルスケ剥がす必要があるがカイリューに対しては積極的にはテラスを切らなかった。
最終日に3桁帯で大量発生していた、ブリランドアシレライコラティみたいな構築にめちゃくちゃ刺さってた。
カイリュー
H212 B108 S188 図太い 残飯 マルスケ フェアリーテラス
炎の渦、電磁波、アンコ、羽休め
最強の誤魔化しポケモン。
H実数値は残飯効率を高めるために193、s実数値は耐久ウーラオスを確実に抜ける且つ、麻痺状態のスカーフウーラオスを抜けるように実数値124にした。このお陰で渦アンコカイリューミラーでは抜かれたことは無かった。
以前までは命中不安が嫌すぎて毛嫌いしていたが、性能がこの構築にマッチしすぎていて渋々採用。
最終日も当然技はめちゃくちゃ外したがそれ以上の活躍をしてくれた。
HB方面はラオスやハッサム、ランドロスの蜻蛉を受けても残飯でマルスケ復活するギリギリのラインで調整。
ラオス、パオ、オーガポンは大体こいつで誤魔化してた。ただ、ラオスとパオに関しては電気テラスの気配を感じたらアンコールから入った方が良い。
炎の渦型とエアスラ型で最後まで悩んだが、カイリューやブリのドラゴン技に合わせて妖テラスを切って、渦でキャッチする動きが必要な場面が多かったので結局渦アンコ型で採用。
上記ではS操作が必要だとか偉そうなことを言ってるが、麻痺らせなければ勝てない場面とかではバンバン麻痺バグ狙いで打ってましたすいません。
相手が渦やアンコが嫌で交換してきたところに電磁波を刺す事も多かったので練度が必要なポケモン。
ジバコイル
H236 C156 D116 控えめ 突撃チョッキ アナライズ 格闘テラス
10万ボルト、ラスカ、ボディプ、ボルチェン
個人的に今期刺さっていたポケモン。調整はレギュBの時のをそのまま採用したので覚えてないです。
上述の通り、ランドが居なくなればめちゃくちゃ通るポケモン。今期、環境に存在していた特殊ポケモンにラティ、カミ、サフゴなどが挙げられるのがその全てに強いポケモン。
渦アンコカイリューに対してサーフゴーやカミツツミを出されることが多かったのでその引き先としても優秀。
選出のポイントとしてジバコイルいるからカミ来ないだろって甘えないこと。ジバコイルいてもカミはほぼ毎回出てきた。
また、ボディプを採用することで受けループには一度も負けなかったのと、鋼テラスを切ったラティへの打点にもなる。ハピナスはボディプ受からないがラッキーはボディプ受かるので格闘テラスにしました。
ウーラオス
H252 A152 B84 S20 意地っ張り パングロ 不可視のの拳 水テラス
水流連打、ドンチ、剣舞、アクジェ
前期から使っていた圧倒的エースポケモン。ラス1に置いた時の信頼感やばかった。
Sは前期は無振りであったが、今期は耐久ラオスミラーでS負ける度にAを削ってSを1ずつ増やしてた。
同じような人が何人かいたのかもしれなく、最終日は同速になることが多かったが面倒くさくて放置してしまってたからSはもう少し振ってもいいかもしれない。
オーガポン
AS252 陽気 竈門の面 型破り/面影宿 炎テラス
ママン破壊用ポケモンとして採用していたが、終盤はママン側もオーガポン入には初手からママンを投げてこなくなったので釣り交換等を駆使して何とかママンオーガポン対面を作るようにしてた。
耐久振るか何度も悩んだが、ラティの上から攻撃出来る点(最速ラティがいなかったので)を考えて最速継続した。またオーガポンが重いので最速が生きる場面は多かった。
あと、ジバコイル投げたいけど、カミ以外に刺さってなくて悩むーって時などは代替案としてこいつ出してた。
剣舞ウィップ採用、火力アホすぎてマジで飛ぶ。
ハバタクカミ
H244 B132 S132 臆病 ジャポ 電気テラス
ムンフォ、祟り目、電磁波、挑発
前前期Vtuberのぴりかさんの型をそのまま採用。パオの怯みが怖かったので最速に出来ればと思う場面もあったが耐久調整難しくて断念。
カイリューへの信頼感がヤバすぎて殆ど出せなかったため、べつの型の方がよかったのかもなーと思ったりもしていた。
3.基本選出
最終日環境で一番多かった選出:ガチグマ、カイリュー、ジバコイル
ブリ入BIG7 :ガチグマ、カイリュー、オガポンorラオスorジバコ
ブリランド:ガチグマ、カイリュー、ジバコorオガポンorラオス
ブリランドアシレ:カイリュー、ガチグマ、オガポンorラオスorジバコ
ママン:オーガポン、ラオス、@1
受けル:ジバコ、ラオス、オーガポン
イーユイ入:ガチグマ@2
コノヨイダイトウ:カイリューガチグマ@1
ブリイダイトウ:ガチグマ、カイリュー、@1
雨パ:カイリュー、ガチグマ、@1
4.さいごに
今期は久しぶりに最終日2000帯で潜り続ける事が出来て、ポケモン対戦の楽しさを再認識出来たので対戦してくれた全ての人間に感謝。
カイリューオーガポン対面でカイリューが渦でアンコされた時とか絶対ラオス引き読み草技打ってくるよなーと思って突っ張ったらちゃんとウィップ打ってくれて、何を言ってるんだコイツって感じかもしれないけど本当に楽しかった。
電磁波打ちまくってて悪魔に魂売ってる構築なので不快な思いした方はすいません。
あと、自分もランクマあるのに終盤金なくて育成出来なかった時に快く育成代行してくれたトトリさん本当にありがとうございました。そのおかげで色々なポケモン試せて構築完成出来ました。
S17は潜るかわかんないけど、レギュGはめちゃくちゃやる気なので皆さんこれからもよろしくお願いいたします。