ポケモンSV シングルS32 最終248位 最終レート1920 ミライホウオウサイクル

S32 TNバイオレット 最終248位 最終レート1920

最初に言っておきますが、構築強くないです。

諸々欠陥あります。あくまで備忘録的な感じです。

一応、強みと弱み、改善すべき点などは書いてあるのでそこだけは参考になるかもです。

1.個体紹介
2.構築作成経緯
3.構築の強み
4.構築の弱み、改善点
5.選出

1.個体紹介

ミライドン

CS252 D4 臆病
フェアリーテラス
拘り眼鏡
イナドラ/龍星/マジシャ/ボルチェン

受け駒は豊富だったので、耐久に振るよりも速さと火力に振った方が活きる場面が多いと考えた。

特性発動順により相手の型判別を大まかに行えるように最速。

ホウオウ

HD252 S4 慎重
草テラス
厚底ブーツ
聖炎/地震/吹き飛ばし/自己再生

チョッキではなくブーツ型にした理由は眼鏡ミライドンの龍星へ受け出しても再生で受かるからと、

ミライドンが龍星押した後に相手のポケモンに起点にされることを回避できる吹き飛ばしを採用できるから。

草テラスはカイオーガとミライドンへの安定を意識。

ウーラオス

H156 A204 B100 D4 S44
ノーマル
パングロ
水流/気合パン/アクジェ/身代わり

パオの特化弱点テラバ最高乱数切り耐え調整且つS123の両立型。

受け対策とグライオンに弱い構築だったので採用。後述するが諸説枠。

テツノワダチ

AS252 D4 陽気
地面
拘り鉢巻
地震/アイへ/アイスピ/サンダーダイブ

こいつを強く採用出来るからミライドンを禁伝選択したと言えるポケモン

レギュIにおいて貴重な毒無効且つ、地面高打点のポケモン

ミライドンと同時採用することで鉢巻+スカーフポケモンとして構築の火力とSの底上げが出来るのが偉い。

ヘイラッシャ

HB252 A4 腕白
フェアリー
オボン
地震/テラバ/守る/眠る

最強物理受け。後述するが、ミライと組ませてる事で欠伸の技スペが腐ることが多かったため、@1を検討していたところ、ホウオウと組ませる際にコライの逆鱗への切り返し手段があるとコライに対して安定出来ると考え、フェアテラバ採用。

地震は本構築においては一撃技よりも蓄積ダメージの方がバリューが高いと判断し採用。

ディンルー

H244 A4 B4 D228 S28 腕白
炎テラス
残飯
眠る/ステロ/撒菱/吹き飛ばし

後述するが、HD特化のホウオウがメガネビット中乱数2発という致命的な欠陥を抱えているため、採用したポケモン

また、ホウオウが呼ぶママンサイクルやキョジへの回答。

2.構築作成経緯

構築の始まり

レギュIにおいて、自分が得意とする戦術が、超火力ポケモン+特殊受け+物理受けの基本選出を持てる構築と気付いた。

また、そういった構築は基本選出に禁伝2匹を組み込みやすいため、パワーの高い基本選出が出来ると考えた。

環境にいる高火力特殊ポケモン(黒バド、オーガ、ミライドン、ルナアーラ、イーユイ)を考えた時に、サイクル加入させる数値と特性を持つのはホウオウしかいないと判断し、HDのホウオウを構築の始まりとした。

 

超火力ポケモンの枠はメガネバドとミライドンで悩んだが、ミライドン採用の場合、鉢巻ワダチを採用することで、

攻め1受け2選出だけでなく、攻め2受け1選出も可能になることに魅力を感じ、メガネミライドンと鉢巻ワダチを採用。

 

物理受けの枠はママンボウとヘイラッシャで悩んだが、ママンボウ採用時には相手の積みに対する回答が必要と考えており、HDのホウオウでは物理積みポケモンへの対処が不可能と判断しヘイラッシャを採用した。

レギュIヘイラッシャの基本技構成としては、ウェブタ/地割れ/地震/欠伸/眠る/守るから採用されることが多いが、

ミライドンと組んでいるため、EF下では欠伸の技スペを腐らせることが多いことに気付き、@1の採用を考えていた際に

相手のコライがホウオウラッシャのサイクルを壊しに来る時に打つ技は逆鱗なのでそれに対しての切り返しとして、フェアリーテラバを採用した。

 

ここまでのホウオウ、ミライドン、テツノワダチ、ヘイラッシャでは相手のグライオンに詰まされてしまうことと、

高火力アタッカーがどちらも拘っていることから守るを絡めた受けサイクルに不利をとってしまうことを踏まえてパングロ身代わりウーラオスを採用した。

 

ここまででキョジオーンがキツイことと、HDホウオウがCS252のメガネビットが中乱数という構築の欠陥を抱えていたため、それに強い残飯眠るステロ撒菱ディンルーを採用して構築が完成した。

 

構築の変遷

実際にはもっと弄ってますが、大まかな構築の変遷です。

パオの役割薄かったので変更

その後は、ミライホウオウワダチラッシャ@2を考えていた感じです。

ホウオウが残飯であればcs252のメガネビットが受かるが、相手のザシバド構築などキラフロルを出せない構築にディンルーがいた際にホウオウが仕事できなくなるため、

ホウオウをブーツにして構築の1枚を黒バドに厚くした構築が↓

受けループに安定しなかったため、悪ラオスを水ラオスに変更。↓

3.構築の強み

①ホウオウサイクル全般に言える事ですが、構築の誤魔化し性能が高く、プレイングによる対応範囲の広さ。

②ホウオウがHDであるにも関わらず、ホウオウ+フェアテラバラッシャでコライドンに対して広く対応が可能。この2匹、対コライドンに関しては対応力が段違いの安定ぶりでした。

③吹き飛ばし採用のホウオウ、天然ヘイラッシャと組ませていることでミライドンの龍星後の起点回避が可能。

④HDホウオウがCS252メガネバド以外のバドへの対応範囲が広い。要はC削ってる耐久振りメガネバドなら対応可能。

⑤草テラスHDホウオウが殆どのミライドン、カイオーガに対応可能。構築にディンルーとワダチを採用していることから初手のミライミライ対面で電気技が飛んできたことは無いため、ミライの特性発動順+ホウオウ引きによる被ダメでミライの型番別が可能。

 

上記のように環境に多い、コライ、黒バド、ミライに対して幅広く対応出来るのが強み。

4.構築の弱み、改善点

①基本選出が耐久無振りミライ、ホウオウ、ラッシャなため、メテビルナアーラのケアが出来ない。コライ軸に対してはヘイラッシャにテラスを残しておきたいため、ホウオウがテラスを切るが回答になれなかった。

 

②基本選出が相手のグライオンへ対応出来ていないため、グライオンによる選出の歪みが生じやすい。

例えば、相手の構築が

コライ、黒バド、ディンルー、グライオン@2とかだった場合、

本来であれば基本選出のミライ、ホウオウ、ヘイラッシャを投げたいがグライオンで詰むため、選出択になる。また、水ラオスも交代読みの気合パンを打たなければならない。

基本選出がグライオンに歪まされない構築にすべきであった。

 

③再三書いているが、cs252のメガネビットが5割弱で受からないため安定しない。メガネバドは耐久振り個体が多いかなと環境読みしていたがそんなこと無かったため、最終日付近で頭を抱えた。残飯にすれば解決するが、そうなるとステロへの対策枠を基本選出に組み込めるようにすべきだった。

 

④最終日付近に増えた、白バド未来への対応が甘かった。特に今期は電テラ個体と草テラス個体に多く当たり、電気テラスは言うまでもなくホウオウラッシャ水ラオスに一貫しており、草テラスも相手のミライによってホウオウが草テラスを切らされていた後だとトリックルームも絡められると対処が難しい。

白バドに対して広く対応出来るポケモンを見つけるべきだった。

 

⑤これが一番の課題だが相手のパオジアンに安定しない。電テラバ以外であればヘイラッシャでの対応範囲は広いが、ホウオウ入に出てくるパオは電テラが多い気がするため、ホウオウヘイラッシャ水ラオスに電気が一貫しているので容易に崩される。パオに対する中間択を取れるポケモンを採用すべきだった。

5.選出

基本選出

ミライホウオウラッシャ

グライオン入には水ラオスやディンルーの選出検討

※キョジ入にはディンルーの選出検討

基本的には基本選出で投げるが、上記のポケモンがいる時は要検討。

ザシアン入には最終日は基本選出よりも、

ミライワダチホウオウの方が安定した。(ラッシャ引き読み電気テラスをめちゃくちゃされたため)

6.さいごに

冒頭でも書いてある通り、構築は欠陥多いですが上記改善点をいい回答見つけられれば強いかもです。

S33はレギュJの準備や色4災レイドやろうかなと思ってるのでやらない可能性高いです